ブレイディ様々

コロナ禍で様々なスポーツイベントが順延、中止、縮小されてきたが、NFLも影響を受けた。

しかし、観客動員数を無観客や人数制限するだけにとどまり、多少日程を変更することはあったにせよ、レギュラーシーズン、ポストシーズンスーパーボウルまで全ての日程を消化する辺りは、流石にアメリカでもっとも人気のあるスポーツであると言わざるを得ない。

 

日本からオンラインで観戦する私としては、コロナ禍でも全く問題はなかったが、まだまだ先の見えないコロナ禍である。来シーズンの心配は杞憂で終わることを信じたい。

 

さてさて、ゲームの方は私の予想を全く反映せずにバッカニアーズの一方的な展開となってしまった。チーフスはバッカニアーズのランオフェンスを全く止められず、ランが出ると言うことはブレイディのパスも抜群に効果的に冴え渡り、マホームズ率いるハイパーオフェンスを止めるにはマホームズをフィールドに立たせなければ良いという完璧なまでのゲームプランニングをして見せた。

 

タイムオブポゼッションでは3分ほどしかバッカニアーズは上回ってないが、私的には終始バッカニアーズが攻撃していた印象だった。

 

それにしてもまさかバッカニアーズスーパーボウルを制覇するとは、昨年までバッカニアーズと言えば弱くはないが強くもないと言った印象のチームであり、18年前のスーパーボウル制覇の時は完全にディフェンスチームであり、ウォーレンサップが懐かしい。

そのようなチームがブレイディの加入で一気にスーパーボウル制覇、しかも初の地元開催での制覇、ブレイディ自身10回目のスーパー出場で7回目の制覇とは、驚き以外の何者でもない。

 

すでにラムズのゴフとライオンズのスタッフォードのトレードが成立したように、このオフには大物QBの移籍が数多起こる予感である。

今日から確実に、NFLロスになるが、また今年の九月を楽しみに暫しのオフには突入したい。